白石謙二著『【音声付き】実践 一目置かれる声の出し方・磨き方: 仕事の9割は声で決まる』発売!

成功している人は話し方の訓練を受けている――まえがきに代えて
世の中には、交渉術、プレゼンテーション力を鍛える本、話術の本など、「話し方」に関するあらゆる本が出ています。
けれども、そういう本を読んで本当に交渉上手になった人や、プレゼンの達人になったという人は果たして何人くらいいるでしょうか。
人の印象に残るのはまず「声」。声が悪ければ、どんなに見事なプレゼンも、相手の心には残りません。
声には人の心を動かす力があります。その場を明るくしたり、相手をなごませたり、説得したり、人の感情を動かしたりできるのが、声の力なのです。
さて、アメリカでは、政治家や弁護士など人前に立って話をすることの多い人は、必ずと言っていいほど、声の専門家・ヴォイスティーチャーについて、好感を持たれる声の出し方を訓練しています。大統領候補の演説などを聞くと、みんな総じて力強くて抑揚【よくよう】のある、聞き取りやすい声をしているのはそのためです。
それ以外でもサービス業や営業マンなど、一般の仕事をしている人たちも数多くヴォイストレーニングを受けています。人を惹きつけるためには、声そのものが重要であることを知っているからでしょう。
オリンピック選手にも必ずコーチがいます。プロゴルファーにもレッスンプロがついています。上達するためには、自分ではわからない「何か違う」「どこか変」なところを客観的に調整してくれる役割の人が必要なのです。
声も同じです。声を磨き、相手を惹きつけることのできる人になるためには専門のコーチが必要なのです。
しかし、多くのビジネスマンは多忙で、声のためにスクールに通うほど時間をとれるものではありません。本書では、そういう方のために、私は限られた時間の中で簡単にできるエクササイズをお教えします。本書は、あなたのヴォイストレーナーとなってくれます。
コミュニケーションはお互いの気持ちが通じ合ってはじめて成り立つもの。たとえ、どんなにたくさん話しても、相手に伝わらなければコミュニケーションは成り立ちません。
「この人がいるとなぜか職場が明るくなる」「あの人のひと言でみんながやる気になる」「あの人にはつい何かしてあげたくなる」というのは、よいコミュニケーションが取れてはじめて成り立つものなのです。
本書で紹介するエクササイズは、すべて私自身の成功経験に基づいてつくられたもので、どんな人にも必ず効果を実感していただけます。
話を伝えるのは、声の役目です。声がきちんと的確に相手に届くことで、はじめてお互いの気持ちが通じ合うのです。
あらゆる場面に合わせて声を変えられるテクニックを身につけ、声を使い分けることのできる「達人」を目指しましょう。

第1章 一目置かれる声の出し方・磨き方

「いい声」をつくる3つの基本
あなたには何か夢中になれるスポーツや趣味がありますか?
うまくなるためには練習が必要でしょう。テニスやピアノなど、週に1回のレッスンではなかなか上達しないでしょうし、身体が覚えません。毎日5分でも10分でもいいから練習することが、上達への一番の近道と言えます。
声もそれと同じ。
今よりいい声になりたいと願うのなら、今すぐトレーニングをはじめましょう。
トレーニングといっても難しいことは何もありません。
時間も1日たったの5分! ちょっとした空き時間や朝起きたときに簡単にできるエクササイズです。
「声は、毎日使っているから、それでも練習になっているのでは?」と思う人もいるかもしれません。
しかし、正しくない発声法でいくら声を出しても、それは練習にはなりませんし、いい声にも変わりません。正しい発声法を身につけて、はじめていい声が出せるようになるのです。
まずは、いい声になるための3つのポイントをご紹介しましょう。

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