大田卓著『腰痛・肩こりを治したければマッサージに行くのをやめなさい』発売!


まえがき マッサージの効果は持続しない

年齢を重ねるごとに体は硬くなります。それが原因で肩こりや慢性腰痛といった体の不調を引き起こします。体が硬くなると体の動きが悪くなるので、筋肉がうまく使われなくなり、その結果として血行は悪化します。その結果、筋肉がうまく再生されなくなり、筋肉が硬くなってしまうのです。
マッサージや整体などに通って、筋肉をほぐしてもらったり、骨盤を矯正してもらったりすれば、一時的に血行が良くなります。しかし、それは一時的な効果しかなく、根本的には改善されません。
現代社会において、パソコンを使った仕事が急速に増え、筋肉を緊張させる時間が増えました。それは筋肉を伸ばしたり縮めたりする機会の減少を招き、慢性的な運動不足状態に陥ります。つまり、運動不足による血行不良が、肩こりや慢性腰痛の大きな要因となっているのです。
いま、テレビや書籍などで、筋肉を伸ばすストレッチや運動が体にいいとされています。体をゆるめることは良い、というわけです。しかし、体が硬い人がやみくもに筋肉を伸ばしてしまうとかえって筋肉が縮んでしまい、血行が悪くなります。なぜなら、筋肉には「伸ばせば縮む」性質があるからです。これを伸張反射といいます。自己流で強く伸ばしすぎると逆に筋肉が硬くなってしまう恐れがあります。このように、断片的な情報だけが一人歩きをしてしまっているのです。
大きな病気も、はじめはささいな体の不調からはじまっています。肩こりや腰痛など体の不調は、体からのシグナル。悪くならないうちに適度に体を動かし、血行を促進するのが怪我や病気の予防になります。
本書を読むことで自分の体の状態と照らし合わせ、健康な体を手に入れていただきたいと思います。

■第1章 肩こりや慢性的な腰痛はマッサージでは治らない
マッサージや整体に行きますか?
肩こりといえばマッサージ、腰痛といえば整体に行くという人は多いと思います。
マッサージや整体のように、薬や道具などを使わずに行う治療法のことを手技療法と言います。
私は、指圧の専門学校で勉強をし、卒業してすぐに地元の鹿児島に戻り、病院でリハビリの仕事をしていました。今でこそ理学療法士がリハビリをするのが当たり前になっていますが、当時は理学療法士の数も少なく、リハビリの仕事をマッサージ師が行うところがほとんどでした。
病院で勤務している間に、関節のトラブルに対応するための手技や、リハビリの機能訓練などの方法を学び、実践し、さまざまな病気の人と向き合ってきました。
その中には、肩こりから頭痛を併発する人や、慢性的な腰痛を抱え、何年かかっても症状が改善しない人が多くいました。
肩こりや慢性的な腰痛の人は、どこかを痛めている訳ではなく、筋肉がこり固まっていることが原因で痛みが生じます。それをマッサージで緩めても、次にマッサージを受ける時には、またこり固まっています。それを繰り返すうちに、こう確信するようになりました。
「肩こりや慢性的な腰痛は、マッサージでは治らない」

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